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デザインと規制。
 前回の記事でも少し触れましたが、どのジャンルのデザインでも必ず規制なるものがついてきます。我々インテリアでも出店が決まると(特にインショップですが)まず規制マニュアルを渡されます。代表的なのが防災、高さ、電気容量、照明計画、ファサードといったところでしょうか。これらをクリアしながら、なおかつブランドの個性が引き立つようにプランします。

 今でこそあまり苦になることは少なくなりましたが、最初の頃は「こんなことまで?」とずいぶん悩まされたものです。冷静に考えれば1フロアに40〜50のブランドが集まっている訳ですから、規制をかけないとまとまりがつかなくなりますしね。

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by imadesign | 2005-09-29 20:04 | works
ウィンドウの検討。
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 ウィンドウディスプレイはショップ作りにおいて欠かすことの出来ない部分です。ウィンドウショッピングなる言葉があるように、それはショップの顔であり、ショップとお客を繋ぐ重要な役割を担っています。

 見せ方としては大きく2つあると思います。1つは壁面を作るタイプ(左)と、もう1つはステージだけのタイプ(右)です。

 壁面を作るタイプは、照明が壁面にあたることにより、光が商品に集まり商品を際立たせます。また商品が1つだけディスプレイされていても、その空間を持たせることが出来ます。ただショップのファサードは閉鎖的に見え、全体を見渡せないことがあります。百貨店やファッションビルなどのインショップはフロア全体のことを考え、閉鎖的になりすぎないよう壁の高さや幅が規制されます。ショップが皆同じように見えるのはその為です。

 ステージだけのタイプは、ショップ全体が良く見渡せ、ディスプレイされている商品以外にも何が置いてあるのかが分かります。店内も見渡せますが商品が重なって見え、少し雑然とした印象を受けます。

 街を歩いてショップを見ていると、壁面のあるタイプのショップは高級ブランド系が多く、ステージのみのタイプのショップはカジュアル系が多いのではないかなと思います。現在進行中の案件は見せやすさと、高級感を出したいと言った意見が出ており、壁面を作るタイプでプランを進めています。

 それぞれ特徴があるので、売るモノやそのブランドのアイデンティティーによって、どんなディスプレイにするのか決まって行くと思います。

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by imadesign | 2005-09-28 19:21 | works
地方の温度差。

 先週末は私用で地元に帰っていました。その街は人口12万人ほどの地方都市ですが、かつて賑わっていた商店街はシャッターが下ろされ、昼間にも関わらず人通りは少なく車だけが走っている状態で、夜も飲み屋街は閑散としていました。決して人がいない訳ではないのですが、皆どこに遊びに行っているのだろうと不思議に思っていましたが、その疑問もすぐに晴れました。それは街の中心から少し離れた郊外や国道沿いに次々とオープンしている大型複合SC(ショッピングセンター)の存在でした。ここは建物も広大なら駐車場も広大で、車社会の地方都市にはまさにうってつけの施設です。買い物はもちろん飲食店、映画館、ゲームセンター、日帰り温泉など一日中遊んでいられるほど充実しています。これでは駐車場の無い商店街は苦戦を強いられるのは仕方が無いと思わざるを得ません。

 商店街では人を呼ぶ為にフリーマーケットや空いている店舗を安く貸し出し、若い人達に使ってもらったりしていますが、なかなかうまくいっていないようです。昔の活気ある商店街を知っているだけに、どうにかして人を呼ぶことが出来ないものかと考えてしまいます。

 大都市と地方都市との温度差は感じていましたが、地方でもさらに温度差があることを感じた週末でした。

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by imadesign | 2005-09-26 21:19 | diary
目線の検討。
 目線は人によりそれぞれ違いますが、棚の位置や、ディスプレイの位置は商品に対する客層でほぼ決めることが出来ます。今自分が抱えている案件のほとんどが20代以上の女性をターゲットとしていますから、おおよそ1メートル20〜30cm前後の高さを意識して考えています。これが例えば子供服のお店になると、目線は子供を意識して、50〜60cmの高さの目線も意識します。業種によって目線の意識は様々ですから、普段からいろいろな店のリサーチもします。そこで見やすい店、探しやすい店を見つけると、自分と商品との目線が合っていることに気づきます。とは言っても不特定多数の人達がやってくる訳ですから、どうしても平均をとってしまうのは、仕方がないことなのかなとも思ってしまいます。

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by imadesign | 2005-09-23 12:02 | works
色の検討。
d0056804_13503445.jpg ショップデザインを考える時に「色」をテーマのひとつにすることがあります。例えばブランドカラーがある場合、そのイメージをより印象づける為に壁面の一部や、什器、ファサードなどに色を使います。しかしインパクトのある色を使う場合は、使う場所、割合、商品との対比など全体のバランスを考えないと、間違った色の使い方になり、お客さんを疲れさせてしまいます。左はそういった場合の商品に対する色の検討の一部です。色を使う場合その辺りが難しいところでもあり、うまく配色出来ればお店のイメージを決定づけることが出来る重要なポイントにもなります。

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by imadesign | 2005-09-22 14:18 | works
棚の検討。
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 ディスプレイ棚の検討です。右のような棚板だけの場合は商品を並べやすく、多くの商品を見せることが出来ます。左のようなボックスタイプは高級感を出す場合よく使われます。これらはほんの一例ですが、お店によってそのつど考えを変えていったり、変形させたりして最も理想的な見せ方をクライアントと話し合いながら考えます。
 
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by imadesign | 2005-09-21 18:09 | works
デザインの役割

 先日あるカフェに立ち寄った時、その店のオーナーと親しくなり、自分がインテリアデザインの仕事をしていると話すと、そのオーナーは「この店の床を張り替えたいんだけどいくらかかりますか?」と聞いてきました。以前にも知人が経営している居酒屋で「この店どうかな?どこか変えるところあるかな?」と聞かれたことがあります。

 考えてみるとそれはすごく大事なことで、少しでもお店を良くしたい、部分的にでも変化させたい、予算はあまりかけられないがどうしたら良くなるか考えが思い浮かばない、そこに我々のような人間が少しでも関わることが出来れば、また違った提案が出来るのではないかと思いました。

 新規出店や全面改装とはまた別の、ちょっとの変化で大きな価値を生み出す...そんなことを考える必要があると実感しました。
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by imadesign | 2005-09-20 17:34 | diary
現場の重要性。
 
 どんなに小さな案件でも現場にはなるべく多く足を運ぶようにしています。現場を見ることで実際のボリューム感を掴んだり、周囲との関係を確認することが出来ます。それは実際に施工が始まっても同じことで、施工中の現場を見ることにより新たなアイデアが生まれてきます。ですから実際に現場に足を運ぶことが重要だと考えています。
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by imadesign | 2005-09-10 18:36 | diary
FUJI Fine Pix 6800 Zoom、DESIGNED BY F・A・PORSCHE。

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FUJI Fine Pix 6800 Zoom、DESIGNED BY F・A・PORSCHE
 
初めて手にしたデジタルカメラです。デザインの美しさで他の機種には目もくれず即購入したのを憶えています。

 LINK
 FUJI FILM
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by imadesign | 2005-09-09 22:23 | diary
モンドリアンの平面構成。

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オランダにおける「デ・スティル」を始めヨーロッパの芸術、デザイン運動に影響を与えた画家、モンドリアンの平面構成。「デ・スティル」といえば、リートフェルトの「シュレーダー邸」や「レッド/ブルーチェア」を思い浮かべる方もいるでしょうが、自分が最初に衝撃を受けたのが立体ではなく、この大胆で緻密な平面構成でした。

 シンプル故に逃げが無く、考え尽くされているであろう構成に惹き付けられます。
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by imadesign | 2005-09-05 20:19 | diary



商業施設、住宅、オフィス、展示会、及びプロダクト等のデザイン、設計を行なっています。
by imadesign